議会よ、税金の使われ方に対して批判と監視の府になれ。

 

議会はそのおかれている、宮崎市行政をどう批判し、建設的意見を盛り上げて、調和をはかるべきか?また、どう監視の眼を高めるべきか?

議員各位の良識と研鑽が必要で、同時に審議能力を高めるべきでは。

合わせて宮崎市の財政の姿を市民にわかりやすく理解させる事に精を出すべきではないのではないでしょうか?

「一利を興すは一害を除くにしかず。一事を生やすには一事を減らすにしかず。」(行政改革の真髄)

「なぜ下水道料金は、短期間で(わずか10年)5割以上値上げしたのか?」

下水道料金ほど、スケールメリットがでるのでは・・・?

2003年 19%  2007年 25%  2012年 10%

わずか10年で3回、合わせて54%増、値上げをしているが、翌年2013年は事業予算を5億以上も削っている。なぜ予算を削ったのか?

住民負担を引き上げて、予算を削るやりかたは誰でも出来るのでは?

先ずは値上げをする前に「経営の効率化」「人員」「経費」の削減を図り単純作業は直営から民間に委託するなり、経営の抜本的改革を急ぎどれだけ、企業努力に専念してきたのか?

市民にしっかりとした説明責任を果たし理解を得るべきではないでしょうか?

コストの高いシステム(直営、正規職員、公立等)の公からコストの低いシステム(民間、パート、嘱託等)に切り替えればかなりの財源が生みだされる。

直営に比べて、民間嘱託などのコストは2分の1〜4分の1、程度の低さである。

 

サービス面はほとんど同じ、差はあまりないと、地方自治経営学会調査が結果を出している。

 

コスト意識が、宮崎市の予算に欠けているのではないのであろうか。

民間の企業は死にものぐるいでコストを減らし企業努力をしている。

家計だって同じである、自分のお金を使うとなれば財布のひもを固く締めるのに、その中から納めた税金の使い道となるとトンと関心がなくなってしまうのは、どこかおかしくないでしょうか?

地方議会は市民の「代表」という重要な役割を持っている。

しかし、現行これが十分に果たされているだろうか?

市民は議員の名前も顔もほとんど知らない。当選してどんな活動をしているのだろうか?

議会でどのような審議がなされているか知らない、または関心を持っていない。

 

最近の選挙ではよく勉強し執行部とも対等に渡り合える議員が必ずしも当選するとは限らず、

冠婚葬祭や各町内のお祭り、イベントに熱心に顔を出している、アピール力のある議員が当選するのが今の現状ではないだろうか?

 

議会では実質的な討論は行われず極めて形式的な議会が多いのではないか表面的で儀式化している。

なのより重要な問題は、非公開の全員協議会等で事前に討議が行われ本会議を開く前に、結論が出ているという事実である。

 

議会という市民のために話し合う場がまったくのセレモニーになっていることも問題である。

その現状が今の市民の「誰がやっても政治は同じ」「投票所に行くのが面倒くさい」という

意識につながり投票率が低速し、50%(過半数)も届かないという事になったのではないのか?

 

このような市民の「議会離れ」をさせないためにも、議員の意識、議会体質の改革を急ぎ、議員の活動をもっと住民の見えるところに出すことが必要、その為に私は議会で宮崎再興の為うねりを創りだす風になりたい。